2010年6月26日土曜日

「子どもがバイリンガルになる英語子育てマニュアル」 の感想 その2

つづきです。

★英語に触れるのは早ければ早い方が良い。

☆著者は「英語耳をつくるために」、または「言語処理能力が高くなるといわれている」という理由ですが、私としては発音どうこうよりも、幼ければ幼いほど外国語に対する抵抗が少ないから楽に英語を取り入れられると思います。


★子どもに絶対に勉強していると思わせてはだめ。興味を示さなかったり、すぐに飽きてしまっても親が不機嫌にならずに、日を改めたりアプローチの方法を変えたりして根気よく誘う。「英語=楽しい遊び」と思ってもらうのが理想。
☆「英語=楽しい遊び」と思ってもらう。これは、ハイファイブの活動目的の一つです。
まだまだ試行錯誤の連続で、計画した活動に子どもたちがイマイチのりきれない事もあるけど…日々「英語って楽しい」と思ってもらうことを目標に頭ひねってがんばってます。
参加者のみなさんも、ハイファイブに子どもを誘うとき「英語勉強しに行こうね!」と言わないで「ハイファイブへ遊びにいこう!」って言ってくれるとうれしいです。


★英語学習は基本的に反復練習の繰り返し。毎日同じ言葉を繰り返し使うことによって、頭ではなく体で覚える。


★子どもに英語に興味をもたせるためには、英語の時間を楽しいものにする必要がある。子どもの笑いのツボをみつけよう。


★子どもとの信頼関係を築くために大切なのは、①適当に流さない、②問題を先送りにしない、③約束は約束。


☆私はときどきやっちゃってますが…いけないですね(反省)。大切だと思います。
②の問題を先送りにしないためには、わからない言葉をすぐに調べられるように和英英和辞書(発音が不安な場合は、しゃべる電子辞書)をリビングに置いておくといいかも。子育て中の親って忙しいから、「あとで調べとくね!」って言って忘れちゃうことあるんですよね。でも、「わからないことをちゃんと調べる」っていう習慣を幼いころからつけると将来ものすごく役立ちそう。


★一生懸命やっているのに子どもの英語力が最近伸びない、と思う時がかならずやってきますが、そこでイライラしないで、根気強く楽しくつづけることが大切。英語の成長は階段に近い。

☆実際に我が子も、単語から2語文「Tea, please」はスムーズだったのに2語文レベルで長い停滞期がありました。でも、ずっと続けていたら、気づくと長文や複数の文章を続けて話せるようになっていました。


★「焦らない」「諦めない」「継続する」ことが大切。

☆中途半端にやってしまうとそれまでの苦労が水の泡~~。ある程度の成果が見えてくると「諦めない」「継続する」は比較的簡単かもしれませんが、最初のうちの問題は「焦らない」ですよね。

3歳以降から始めると、なまじ日本語がある程度話せるだけに「どうして英語やってんのにほとんど話さないの~~!!!!」「ほら、今日習った言葉を言ってごらん」と親がすぐに結果を求めてしまいがちな気がします。でも、1~2回聞いただけで簡単に話せるようにはなりませんよね。あせらず騒がずひたすら反復練習しながら時を待つ。

そういう意味でも、赤ちゃんの時からバイリンガル育児を始めると「まだ日本語もまともに話せてないんだし、ま、そのうち英語もちょっとずつ話すでしょ」っていう精神的余裕が持てるので、早めに始めるのがいいと思います。

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